25日(月)、赤坂・ふらっとんcantinaで開催されたPURE-Jのイベント『女神達のMerry Christmass!~KAZUKIリアルバースデー』。選手全員がそろうイベントはこの日が年内最後で、ファンとマスコミの投票によって決められるPURE-Jアワードの授賞式が行なわれた。特別賞を受賞した藤ヶ崎矢子は、「新人賞2年連続で、今年は特別賞を初めて獲れてすごく嬉しいです。ホントに感謝しかないです」と笑顔。続いてベストバウト賞として12・17後楽園大会でのPURE-J認定無差別級選手権試合&敗者髪切りマッチが発表されると、中森華子は「私がデビューして11年半やってきた試合の中で、この試合が1番本当に悔しい試合なので、ちょっと言葉が見つからないんですけれども…本当に誇りに思いたいと思います。来年はどの試合もベストバウトだと思って頂けるような熱い試合を毎試合して、来年のベストバウト賞は勝った試合で獲りたいなと思います」と力強くコメントした。
最後にMVPとして、1年を通じてメインイベンターを務め、JWP最後の無差別王者からPURE-Jの初代へ、歴史をつなぐ大役を果たした中森が再びステージへ。「先日はベルトもなくなってしまったし、1年通しても“自分がもらっていいのかな?”って思ってしまうんですけど…(涙)。本当に光栄です。ありがとうございます。私がMVPを獲ったからには来年こそは…というか、今日から死ぬ気で頑張っていかなきゃって今、改めて思いました。来年からもPURE-J、そして中森華子をよろしくお願いします」と涙ながらに決意を語る。最後に団体代表のコマンドボリショイは「本当に激動の1年になりましたが、よく選手が私の無茶ぶりについてきてくれたのと…明日が見えない、次の一手が見えない中で手探りで駆け抜けてきましたが、そのたびに選手も私の期待に応えお客さんもついてきてくれて、本当に感謝の言葉しか思い浮かばない1年です。来年、いま抱えている課題をクリアにしていけるように選手一同、成長していきたいと思うのでこれからも応援よろしくお願いします」とあいさつ。波乱万丈となった“PURE-J元年”を締めくくった。
また、後楽園大会の後にマスクの下で頭を丸めていたボリショイは、「敗者髪切りマッチ成立させてしまったプロデューサーとしての責任。団体を背負ってる覚悟を見せる手段として髪の毛を賭けさせてしまったこと、その試合を認めてしまったことに対する…チサコが負けても華子が負けても、私は坊主になるつもりでいたので。華子1人じゃない。“頭寒いな、同じ季節を過ごそうぜ”みたいな(笑)」と理由を説明している。
『PURE-Jアワード2017』
●MVP:中森華子
●ベストバウト賞
PURE-J認定無差別級選手権試合&敗者髪切りマッチ
中森華子 vs DASH・チサコ(12・17後楽園ホール)
●特別賞:藤ヶ崎矢子
●エネミー賞:DASH・チサコ
★DASH・チサコのコメント
「選んでくださいました皆様ありがとうございます。十文字姉妹でも1度受賞したエネミー賞も頂けたと言うことで嬉しく思います。来年もまだまだPURE-Jの最大の敵としていって、乗り込んでかき回していきたいと思います」