10日(日)12:30より板橋グリーンホールにて、PURE-Jがリング上で公開記者会見&調印式を開催。12・17後楽園大会に出場する各選手が意気込みを語った。メインイベントで無差別級選手権&敗者髪切りマッチを行なう中森華子とDASH・チサコは激しい乱闘を展開。中森の申し出をチサコが受ける形で、30分1本勝負が時間無制限1本勝負に変更された。
『PURE-J CLIMAX 2017』
◆12月17日(日)東京・後楽園ホール(12:00)
▼ビジュアルハンター矢子の仁義なき戦い 番外編・20分1本勝負
藤ヶ崎矢子&雫有希 vs 希月あおい&万喜なつみ
希月「このカードが組まれたからには…(笑)。万喜なつみさんと力を合わせてビジュアルハンターをしているという2人を、やっつけたいなと思ってます! けっこう長いんですよ、ビジュアルハンターの期間が。なので、自分と万喜さんで最後のとどめみたいなのを刺せたらなって思ってます!」
矢子「PURE-J後楽園に初めて『乱 de BUSU』(ランデブス)が進出することになるんですけども、自分と雫さんはユニットを組む前もよく姉妹タッグとして組ませて頂いてたので、タッグとしてはけっこう長いんですよね、雫さん?」
雫「はい、そうですね(笑)」
矢子「兄弟ではないんですけど、姉妹の絆で2人をぶっ倒したいと思います」
雫「矢子選手と『ビジュアルハンター乱 de BUSU』を組ませて頂いて、後楽園に参戦させて頂けることを本当に感謝しております。矢子にとっては長いシリーズかもしれませんが、私は今年の9月からなので、まだ半年もやっていないので、いま終わられたら大変困りますので。せっかくこんなに慕ってくれてる後輩がいる限り、この子のためにもこれからもずっとやっていきたいと思います。私が言いたいことっていうのは、プロレスは顔じゃない。技術、心…それです! とどめは刺させません! 男子11連勝(※マーベラスで男子選手と連戦)してる実績がありますので、刀を抜いてこちらからぶっつぶしたいと思います」
希月「姉妹の絆とか意味のわからないことを言い始めましたので…私たちも可愛い絆を見せようと思ってます(笑)」
▼2×2変則タッグマッチ・20分1本勝負
KAZUKI&ライディーン鋼 vs 白姫美叶&アレックス・リー
※通常のプロレスルールに加え、試合権利は常に4人にある特別ルール。
アレックス「今年の早い時期に1度、ボリショイさんとLeonさんのタイトルにチャレンジしました。今回『ストロングスタイル・ラッシュ』(アレックス&白姫)をPURE-Jファンにお披露目することに興奮しています。2×2ルールは初めてやりますがチームワークがバッチリだから、勝ちます! 12月17日の後楽園で勝つことができたらデイリースポーツのタッグベルトが見えてくると思います。だから、いつでも、どこでも、やってやる!」
鋼「どういうタッグチームか知らないけど、私が勝ってWANTEDを必ず復活させます。ただ、それだけ」
KAZUKI「この試合は鋼の爆発力に期待してます。(鋼に向かって)WANTEDを復活したいか~っ!?」
鋼「(大きな声で)したーーーい!!」
KAZUKI「やれんのか~っ!?」
鋼「やれるーーーっ!!」
KAZUKI「…以上!!」
━━KAZUKI選手はWANTEDを復活させたい気持ちはある?
KAZUKI「気持ちがなければこういうチャンスは与えてないと思うんで…。気持ちはありますが、やっぱり鋼がなんとかなってもらわないと復活してもまた同じような…ただつぶれていくだけだと思うんで。期待しています」
鋼「覚悟はありますよ。私が変わらないといけないっていう。そしてWANTEDを復活させて私はタッグの頂点に立ちたいんです。なので、必ずWANTEDは復活させます」
★白姫美叶
「17日、PURE-Jさん後楽園ホール大会ではアレックス・リーとのタッグで挑みます。アレックスとのタッグで他団体に上がるのは初めてです! しかも変則マッチ。変則マッチというものを経験したことがないので、どうなるのか楽しみでもあり不安でもありますが、先日仙台大会で負けたライディーン鋼選手にリベンジしたいという気持ちも大きいので、アレックスと2人で奮闘したいと思います」(不在のため文面にて)
▼デイリースポーツ認定女子タッグ選手権試合・30分1本勝負
(王者組)コマンドボリショイ&Leon vs AKINO&マリー・アパッチェ(挑戦者組)
Leon「今回が6度目の防衛戦となります。相手のAKINO選手・マリー選手ですが、挑戦者として私のほうから指名しました。2人は私がデビューした団体の先輩であり、すごくレスラーとして尊敬しています。強敵だとは思うんですけれども、その2人に勝つことでより『P-Ray-L』(プレイエル/※ボリショイ&Leonのチーム名)より進化していける思うし、このベルトの価値をもっともっと上げていけると思ってます。いま、闘病中のRayのためにも必ず防衛してみせます」
ボリショイ「6度目の防衛戦にして、なんと強敵な…AKINOと世界のマリー・アパッチェですよ。いきなりLeonが連れてきたのは…。ビックリしたんですけども、もうマリーと当たれるチャンスなんてなかなかないことなので、私たちチャンピオンですが、どんどんいろんなことにチャレンジしてマリーとAKINOをほんろうして。私とLeon、Rayの思いを背負った『プレイエル』…このデイリースポーツのベルトが女子プロ界一のベルトになるようにどんどん進化して、今回の防衛戦を足がかりにしてすべてをチャンスに変えて成長していきたいとおもいます。応援よろしくお願いします」
★AKINO
「せっかくマリー・アパッチェとタッグを組めるので、ベルトを獲ってこのタッグを長続きさせたいと思います」(不在のため文面にて)
★マリー・アパッチェ
「スターダムのハイスピードチャンピオンのマリー・アパッチェです。AKINOの指名でタッグのベルトに挑戦することになりました。アルシオン時代の仲間だったLeonやピコ(ボリショイ)は動きは速いけどルチャリブレのジャベ(関節技)で絞め上げ、そしてみちのくドライバーで勝ちたい。AKINOは最高のパレハ(相棒・仲間)でベルトを獲る自信はあります」(不在のため文面にて)
▼Regina de WAVE~WAVE認定シングル選手権試合・30分1本勝負
(王者)大畠美咲 vs 勝愛実(挑戦者)
勝「今回は私の要望により、大畠選手の持つレジーナへの挑戦が決まりました。大畠選手は以前から気になる存在でしたし、“とてもステキだなぁ”と尊敬するところがたくさんある選手です。大畠選手がレジーナのチャンピオンになった時、“自分からは後輩しか指名しない”という情報もちゃんとキャッチしていましたし、いつ行こうかとタイミングを見計らっていた時にいろいろなタイミングが重なってチャンスが自分に巡ってきて、このように実現することができて本当に純粋に嬉しいなっていう気持ちがあります。そして今現在、レジーナへの次期挑戦者決定トーナメントが行なわれているんですけども、決定戦は29日のWAVE後楽園ホール大会ということで。17日にもし私がレジーナになったら、29日は私のレジーナチャンピオンとしての初防衛戦ということになるわけですよ。大畠選手のあのダッサいダッサい締めを上回るような、かっこいいステキな締めで29日、WAVEのど真ん中に立ちたいと思います」
大畠「先ほど説明がありましたようにベルトを賭けての防衛戦、私からは後輩しか指名をしないということで今までやってきたんですけども、今回初めてこうやって勝が自分から相手として名乗り出てきてくれて。私がやってきたことが伝わりつつあるのかなと思って、とても嬉しいです。正々堂々と…と言おうと思ったんですけども、締めがダサいとか。ちょっと先輩を小バカにするフシがある。こないだの新木場大会でも言われて、そうしたら締めを2回間違えたんですよ」
勝「動揺してますよ(笑)」
大畠「けっこう思ったより精神的にきてたみたいで…(苦笑)。すごい屈辱でした。その屈辱をリング上で晴らしたいと思います。17日に防衛して29日も私がWAVEのメインでチャンピオンとして防衛して、そのあかつきにはステキな締めをまた皆さんの前で披露できるかと思いますので、29日の後楽園ホールもぜひ見に来てください」
━━大畠選手について尊敬する部分というのは?
勝「なんか、私がこう言ったらすごい上から目線というか、そういった響きになってしまうと思うんですけども…プロレスの試合の組み立てですとか、自分の攻めのしっかりしているところとか。先輩として、1人のプロレスラーとして全部ですね! もうキリがないぐらい尊敬しています。あの締め以外は」
大畠「喜んでいいのかな? 複雑ですね。本音なんですかね?」
勝「本音です」
▼PURE-J認定無差別級選手権&敗者髪切りマッチ・時間無制限1本勝負
(王者)中森華子 vs DASH・チサコ(挑戦者)
チサコ「もちろん仙女を背負ってますし…それは皆さんわかってると思うんですけども、仙女の歴史を作ったのもDASH・チサコです。団体を背負うっていう部分でまず、中森には負けてないと思います。で、中森もちょっとねぇ…チャンピオンとしてつまんないなとか思ってたんですけど、そしたらなんかちょっと調子に乗ってる部分もあって。ちょっと自分がスパイスを加えてあげて、PURE-Jを盛り上げてあげてもいいかなと思ったので、挑戦を受けました。DASH・チサコが勝ってあいつの頭、坊主にしてやります。以上」
中森「私は人生懸けてプロレスやっています! 命かけてPURE-J背負っています! チサコにそんなこと言われる筋合いないと思ってるし、チサコの発言は本当に腹立たしいし、本当に気に食わない。だけど、チサコ以外にも私がPURE-Jを背負っていない…と思ってる人が1人でもいるようだったら、私はこの髪の毛を賭ける価値はあると思っています。髪切りマッチに対して本当に批判的な意見をお持ちの方もいらっしゃるとは思いますが、そういう方にこそ私は見に来てほしいです。私のメッセージというものをリング上からどうか受け取ってください! そしてPURE-Jを背負ってる…団体を背負うということと、PURE-J認定無差別級王座が恐ろしいということを、チサコから防衛することで証明します」
チサコ「オマエさぁ…坊主になりてぇんだ、そんなに」
中森「オマエがなるんだろうがよ!」
チサコ「坊主にしてやろうか? 今。ハサミまで持ってきて…」
(中森が持参したハサミをチサコが手にして、つかみ合いに。ほかの選手たちが制止する)
中森「ちょっと待てよ! この試合、30分1本勝負だけど…無制限にするよ。絶対、勝敗つけてやるから」
チサコ「いいよ、別に」
(2人が調印書にサインを入れる)