毎月恒例の道場マッチ。第1試合では公認凶器が認められる特別ルールで、Leonは筋トレに使う5kgのメディシンボール、KAZUKIは「スズムシを採るから」と虫取り網をそれぞれ持参。あおむけになったKAZUKIの腹に5kgのボールを叩きつけたLeonが、すかさず丸め込んで3カウントを奪う。第2試合は道場名物のさまざまなルールが複合されたタッグマッチで、3個のおにぎりを食べさせられて苦しい表情となった藤ヶ崎矢子を中森華子が仕留めた。
メインイベントはリーグ戦・Excitingブロックの勝愛実vs小波。鋭いキックと関節技に苦しめられた勝だが、低空のジャーマンで投げ捨てるとダイビング・エルボー、イナズマバスターと畳みかけ、最後はオレンジ☆ブロッサムで3カウントを奪取した。これで2連敗となった小波の脱落が決定し、9・23板橋でのKAZUKIvs勝が決勝進出を懸けての一戦に。マイクを持った小波は「決勝戦まで進むことはできなかったんですけど、私はベルトもあきらめてませんし、KAZUKIさん。私の10万円返してください! もともと私のなんで勝手になくさないでください。10万円もあきらめてませんから」と会場を笑わせた。
『第9回・亀アリーナ道場マッチ』
◆9月17日(日)東京・PURE-J道場 亀アリーナ(13:00)
観衆96人
▼秋の風物詩 公認凶器シングルマッチ・20分1本勝負
Leon(11分23秒/クラッチ・デ・ガオー)KAZUKI
※秋を感じさせる物なら何でも凶器として認められる特別ルール。
▼ザ・肉体改造!・20分1本勝負
○中森華子&ライディーン鋼(12分36秒/路上)コマンドボリショイ&●藤ヶ崎矢子
※3分おきに『ロッキーのテーマ』が20秒間流れ、その間は試合を中断してシャドーボクシングをしなければならない。また、試合中に英語を話すと、おにぎりを完食するまでリングに戻れない特別ルール。
▼初代PURE-J認定無差別級王座決定 予選リーグ【Excitingブロック】・20分1本勝負
勝愛実(7分36秒/オレンジ☆ブロッサム)小波