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Channel: 女子プロレスマガジン-Joshi Puroresu magazine-
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【結果】志田光興行9・16新木場

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 尻神教の解散、丸藤正道戦で秒殺KOとなった4月以来の志田光自主興行。オープニングでリングに立った志田は、「カードで悩んだりとかもしたんですけど、やっぱり自分の思うところ、自分のプロレス観…私の中でボーダーを出来るだけ取っ払っていくという思いがありまして、それを貫かないと自主興行をする意味がない、もっと言えばプロレスをやる意味もないと思っております。田中将斗選手とシングルマッチで、少なからずまた前回と同じようなこと(丸藤戦)が起きる可能性もゼロではないと思っているんですけれども、それでも挑戦したい。そういう思いでこのカードを組ませて頂きました」とあいさつ。アイドルユニット『ピンキーミルキー』のライブで元気よく大会の幕を開けた。


 メインイベントは志田光と田中将斗が一騎打ち。序盤から劣勢を強いられる志田だが、場外へのプランチャを放つと4つのコーナーからミサイルキックを連射。互いに武器を持っての攻防では剣道の有段者でもある志田が打ち勝ち、側頭部への一閃からファルコンアローを炸裂させる。さらにランニングニーを連打していくが、カウンターのスピアーを叩き込んだ田中はスーパーフライで追撃。最後は垂直落下式のブレーンバスターからスライディングDを決めた田中が勝ち名乗りを受けた。


 マイクを託された田中は「1回目の興行で呼んでもらってすごく楽しい気持ちで試合できて、その相手には今、新日本プロレスで頑張ってるケニー・オメガもいたし、華名さんもいたし…すごいメンバーを集めて志田さんはやってました。今回もいろんな選手が上がってますけれども、これは志田さんが今までレスラー人生として歩んできた道を、いろいろ作ってきたからこそ今日のメンバーが集まって、皆さんが来てくれたんだと思います。僕はどっかのチャンピオンだろうが女子だろうがインディーの選手だろうが、オファーが来ればすべて受けます。でも“どういう闘いするか?”っていうのはリングの中で確かめます。今日はこういう形になりましたけど、志田さんは女子プロ界のトップだと、僕は今日闘ってみて感じました。僕はシンガポールケイン持ってるし、志田さんは竹刀持ってる。棒vs棒じゃたぶん勝てません。つぎ呼んでもらえるまでに棒でも1本取れるように、それまで修行積んどきます」とあいさつ。


 続いてマイクを持った志田は「前回、丸藤戦でああいう結果になって…田中さんと試合するのもすごい怖いと思ったりもして。でもやっぱり男子・女子、プロレス、演劇、歌…なんにもボーダーなく全部全力でやっていくのが志田光だと思うから。今日、田中さんと試合させて頂けてホントに心から良かったと思ってます!(会場から拍手)…しんどい! 痛い! でもやっぱり今日皆さんに見て頂いたこの興行が、志田光のあるべき姿だと思います。歌から始まってコミカルがあって、女子の試合があってミックスドがあって…それが私が今までやってきたプロレス人生だと思うから、これから先も貫き通していきたいと思います。皆様これからも、どうかよろしくお願いします!」と最後を締めた。


志田光自主興行『REstart』
◆9月16日(土)東京・新木場1st RING(18:00)
観衆162人


▼15分1本勝負
 希月あおい(8分2秒/旋回式ダイビング・ボディープレス→体固め)泰里
▼20分1本勝負
 がばいじいちゃん&○救世忍者乱丸(9分59秒/スクールボーイ)●佐々木貴&安納サオリ
▼20分1本勝負
 大畠美咲(9分36秒/ダイビング・ボディープレス→片エビ固め)アーサ米夏
▼30分1本勝負
 新納刃&○朱崇花(13分53秒/スクールボーイ)TARU&●バッファロー
▼60分1本勝負
 田中将斗(15分43秒/スライディングD→片エビ固め)志田光


★志田光のコメント
 「ホントに最後まで試合ができて良かったです。3カウント聞いてしまったけれども、そこまでちゃんと試合ができて良かったです。やっぱり怖かったし、男子対女子っていうプロレスの在り方を良く思ってない人もたくさんいると思うし、それでもやっぱり私はプロレスじゃないところからプロレスを始めて…“二足のワラジ”とか“もっと集中すれば”とかたくさんいろいろ言われてきましたけども、やっぱり全部をやってるのが志田光なので。そして自主興行をやるなら、志田光を貫き通さなきゃ意味がないと思ったので…。まだまだ体のいたれ弱さだとか、頑張んなきゃいけないところはホントに山ほどあるんですけども、このボーダーレスの形を貫き通して、これからも志田光の道を進みたいと思います」
 ━━田中選手を相手に選んだ理由は?
 「今回の興行が尻神教を解散してリスタートということなんですけども、1番最初の自主興行で田中さんとタッグを組ませて頂いて、原点回帰じゃないですけど、どうしても田中さんと試合がしたいと思いまして選ばせて頂きました」
 ━━今後の大会開催についてなど。
 「はい、やります。具体的な日付けは決まってませんが、もちろんこれで終わりじゃないし。やっぱりどうしても丸藤選手ともう1度…その思いはずっとあります。近いうちに実現するよう動いていきます」




▼この日の『ピンキーミルキー』は6人。















▼9月27日からスタートするコルバタ志田組『プロレス超初心者ですが未来を託されました』の出演者たちが大挙して来場。乱丸の司会で舞台をPRした。











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