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逮捕されていたつくしは裁判所で「不処分」に/アイスリボン会見

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 6日(水)アイスリボン道場にて、7月下旬に逮捕された未成年所属選手に関して、9月5日にさいたま家庭裁判所で結審「不処分」という審判を受けた事を発表した。会見には、代表取締役の佐藤肇と取締役選手代表である藤本つかさの他に、事件当時未成年という事で公表していなかった当該レスラー・つくしも6日に20歳になった為に同席して行われた。


会見でのコメント詳細は以下。


 佐藤「7月22日の夜9時過ぎ、アイスリボン所属の未成年レスラーが友人レスラーにケガをさせてしまい警察に逮捕されるという事態が起きました。留置及び20日間の勾留後、家裁で傷害罪として送致されました。少年法の考え方もあり、選手の名前の公表は控えさせて頂いておりましたが、当人がハタチになったという事、また今後の事も含めて、本日は当人出席の元、会見を行わせて頂きます。団体としては司法における判断は不処分となりましたが、被害者との道義的責任もあり、団体としての処分に関しましては現在、検討中という状態です。改めまして、被害者やそのまわりの皆様、また業界関係者、ファンの皆様に、大変お騒がせして、またご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。事件の詳細に関しましては、未成年が起こした事件という事で、詳細に関しましては説明は控えさせて頂きたいと思います」


 つくし「被害者の方、被害者の親族や関係者、プロレス業界の皆様、アイスリボンのみんな、ファンの方、家族、本当にご迷惑をおかけしてしまって申し訳ありませんでした。1人の行動がこんなにもたくさんの方に迷惑をかけてしまいました。冒してしまった事の重大さを意識し、これからの事を考えていきたいと思います。本当に申し訳ございませんでした」


 藤本「この度はご迷惑をおかけしてしまいまして、本当に申し訳ありませんでした。被害者、そのご家族、とても不安な日々を過ごされたと思います。改めまして、本当に申し訳ありませんでした。アイスリボンにはまだまだ未成年のレスラーがたくさん在籍しているので、今回のことを厳重に受け止め、今後徹底した指導をしていきたいと思っております」


 佐藤「事件後、私どもアイスリボンに対しても、各選手に対しても言われ無き事、また事件の詳細が分からない事で叱咤激励含めたコメントやメッセージを頂いております。その中には心無い誹謗中傷といったものもありますが、それは同様に被害者側、被害者の親族にもそういったメッセージ等がいってるとお聞きしました。すごく応援して頂ける事はありがたいなと思います。ただ、そういったメッセージ等、被害者の立場の方々に対する配慮を皆様にもして頂きたいなと心から改めてお願い申し上げたいと思います」


(不処分という結論に至った経緯は?)
 佐藤「途中の発表で、被害者と加害者の供述の食い違いがあると発表させて頂きましたが、これに関してどちらの方が事実かという認定はされていません。なので、どちらの供述が正しい、正しくないというのではなく、あくまでも裁判所として今回、傷害として送致されたこの案件に関して、少年法というのは更生が目的という部分において十分な更生が見込まれるという事で処分をしないという判断でした」


(被害者からの訴えはあったのか?)
 佐藤「訴えられてはいないです。現行犯の逮捕です」


(被害者側との示談は成立したのか?)
 佐藤「これに関しては、つくしの処分も含めて今後の話し合いになると思います」


(いまどんな気持ちなのか?)
 つくし「本当にいろんな方へ迷惑もご心配もおかけしてしまったなと思う気持ちです。反省でいっぱいです…」


(不処分という結果に関しては?)
 佐藤「裁判所からの不処分の条件として、これからプロレスを頑張りなさいと言っていただけたので。その言葉を心刻んで、今後のことを考えていけたらなと思います」


(プロレスに戻りたい気持ちは?)
 つくし「もう一度プロレス、出来るのであれば…はい、試合がしたいです」


(司法による不処分という結論を受けて思うところは?)
 藤本「司法的な結論は出ましたけど、道義的な責任というのは大切だと思うので。プロとしての意識とかそういう面をもっともっと指導していかないといけないなというのは感じています」


(つくしはリング復帰をしたいという気持ちを口にしていたが?)
 藤本「そうですね。これはつくしの気持ちだけで判断するべきでは無いと思います。これだけの方に迷惑をかけたので、今後の事は色んな方と相談して、会社としての処分を決めたいと思います」


(いつぐらいをめどに今後の方針・結論を出したい?)
 佐藤「事件直後から弁護士を通して、被害者と話しをする形で連絡をとっていますが、その辺の状況が進展していないという状況があります。その中で司法が結論を出していますが、司法の結論・判断が出たから良いというものではないという認識の中で、もう少し話し合いが必要なのかと思っております。その状況次第として言えません。本人に関しては当面、会社の職員として勤務してもらおうと思っております」


(事件を受けて、興行面で影響はあった?)
 佐藤「興行面での影響に最初の会見の時にお話しさせていただきましたが、一部スケジュールの変更をさせていただきましたが、興行面ではファンの方に暖かく支えられたなとは思っております」


(アイスリボンの選手やファンに対してメッセージはある?)
 つくし「プロの意識をしっかりもって、またイチから頑張って、信頼を取り戻せるようにこれから頑張って行きたいと思っています。本当にご心配、ご迷惑をおかけしてしまったことが一番だと思うので、言葉にしてしっかりその気持ちを伝えたいと思ってます」


 佐藤「今週土曜日の道場マッチにて、ファンの前に出て、本人から改めて直接お詫びとご挨拶をさせて頂けたらなと思っています。また彼女が保有しているタッグのベルト、タッグタイトルがあります。パートナーのくるみ選手を含めて検討し、今後どういう形にしていくのか考えたいと思っています。改めて、この度は皆様に多大なるご心配とご迷惑をおかけしまして申し訳ございませんでした。以後、こういった事が無いように団体運営も気を引き締め、また本人も気持ちを引き締め頑張って行きますので、宜しくお願い致します。本当に申し訳ございませんでした」


※写真&記事提供:アイスリボン


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