シードリングの後楽園大会。オープニングマッチでは豊田真奈美が初めてのハイスピードルールに四苦八苦しながらも、長崎まる子にJOクインビーボムを決めるとロープワークから押さえ込んで3カウントを奪取。7年以下の選手たちによるトーナメント準決勝は、まずは世志琥と桃野美桜が15分時間切れ。2フォールカウントによる延長戦は1カウントによる押さえ込みの応酬で会場を沸かせると、世志琥がスライディングラリアットでフォールを奪った。Sareeeと彩羽匠はエルボーやソバットで互いに退かず、裏投げとSareeeスープレックスを完封した彩羽がランニングスリーで勝利し決勝へコマを進める。TLCルールでザ・グレート・サスケとの念願の一戦を迎えた高橋奈七永は、ラダー上からの冷蔵庫爆弾から、サスケをラダーに叩きつけるイクボムで快勝し雄叫びをあげた。
3番勝負第2戦となるベストフレンズとアビッドリバルは、互いにあと一歩およばず20分時間切れに。ベストフレンズは1敗1分けで27日の最終戦(アイスリボン後楽園)を迎えることになった。メインイベントは世志琥vs彩羽によるトーナメント決勝戦。4月のマーベラス1周年大会では引き分けに終わっているが、今回は世志琥がダイビング・セントーンを決めて快勝。世志琥に金メダル、彩羽に銀メダルが授与されると、世志琥の挑発マイクにより中島とSareeeが憮然としながら退場。最後は世志琥、奈七永、南月の3人で大会を締めた。
『SEAdLINNNG~SUMMER BLAST~』
◆8月24日(木)東京・後楽園ホール(19:00)
観衆736人
▼ハイスピード3WAYマッチ~女王降臨~・15分1本勝負
豊田真奈美(6分56秒/ジャパニーズオーシャン・クインビーボム→片エビ固め)長崎まる子
※もう1人は小林香萌。
▼SEAdLINNNG ULTRA U-7 TOURNAMENT準決勝・15分1本勝負
世志琥(時間切れ引き分け)桃野美桜
▽延長戦 2フォールカウントルール・時間無制限1本勝負
世志琥(1分35秒/ラリアット→片エビ固め)桃野美桜
▼同トーナメント準決勝・15分1本勝負
彩羽匠(10分35秒/ランニングスリー→エビ固め)Sareee
▼~dream come true!~・20分1本勝負
高橋奈七永(13分34秒/ラダー上へのイクボム→エビ固め)ザ・グレート・サスケ
※TLCルール。机、ラダー、イスの使用が認められる。
▼ベストフレンズvsアビッドリバル三番勝負Ⅱ・20分1本勝負
中島安里紗&藤本つかさ(時間切れ引き分け)大畠美咲&水波綾
▼同トーナメント決勝戦・時間無制限1本勝負
世志琥(12分12秒/ダイビング・セントーン→片エビ固め)彩羽匠
※世志琥が優勝。