24日(月)18時よりアイスリボン道場にて緊急記者会見が開かれ、佐藤肇代表と選手代表の藤本つかさが出席。所属する19歳の未成年選手が逮捕されたことを報告し、謝罪した。
佐藤「このたびはアイスリボン所属レスラーが逮捕という事態を受けまして、業界関係者、アイスリボンのファンの皆様、プロレスファンの皆様に多大なるご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。詳細についてご報告申し上げます。22日の深夜、アイスリボン所属の未成年レスラーが友人レスラーとのトラブルでケガをさせてしまい、近隣住人からの通報で駆けつけた警察によって逮捕されるという事態が発生いたしました。現在、当該レスラーに関しましては留置されてる状態で本人からも警察からも状況の説明を聞くことができない状態です。詳細に関しては未確認の状態ですが、現役レスラーがケンカで逮捕されるという事実がありまして、そのことに関して業界関係者、およびプロレスを応援して頂いてるファンの方々には大変ご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。警察からは留置をしていることの報告と当該レスラーが“所属であるか?”という確認について連絡はありましたが、それ以降の処置に関しましてはまだ何も報告がございません。留置のあと、状況によっては拘留という形になる可能性もありますが、現在は留置をされてるという状態です。留置期間後に本人と面談をして事実確認とともに、当該選手が未成年のために今後の対応等につきましては両親とも相談の上、決定したいと思います。また、被害者となった友人のレスラーに関しましても本人の希望があり、名前のほうを控えさせて頂きます。所属レスラーと被害者となりました選手とは、以前より仲のいい友人で相談相手だったと聞いております。所属レスラーに関しましても未成年のため名前のほうは控えさせて頂きたいと思います。ご了承ください。アイスリボンとしましても所属選手がこのようなことを起こしてしまったということを団体として真摯に受け止め、今後このようなことがないように選手の指導・管理を行なっていきますが、当該選手が未来のある未成年選手であることもふまえ、配慮のほうを頂ければと思います。選手間にも動揺が見られますが、発表されているアイスリボンの各大会に関しましては一部変更させて頂きますが、開催をしていきたいと思います」
藤本「このたびは本当にアイスリボンの未成年レスラーの件で皆様にご迷惑をおかけしまして、本当に申し訳ありませんでした。被害者の選手の方にも心よりお詫びを申し上げます。私としましては被害者の選手のケガが一刻も早く治ることを願うとともに、未成年レスラーの将来に対するケア、残されたアイスリボンの選手のメンタルケアに努めていきたいと思っております。業界全体のイメージを低下させてしまったこと、深くお詫び申し上げます。本当に申し訳ありませんでした」
━━ケンカとのことだが、逮捕されたのは当該選手のみ?
佐藤「逮捕されたのはアイスリボン所属レスラーのみとなります。所属レスラーのほうがケガをさせてしまってるという形なので…現状把握はできてないですが、アイスリボンの選手のケガの事実は確認できておりません」
━━被害者のケガについて。
佐藤「連絡をしてるんですが、その事態に関する報告をして頂けないような状態なので、私どものほうで把握できない状態です」
━━当該選手をどのようにケアする?
佐藤「ご両親のほうとも話をさせて頂いてますが、情報の公開がまだない状態なのでどれぐらいの罪状になるのか? どのぐらいの期間留置・拘留になるのか? まったく状況がつかめない状態なので。警察等の判断を受けた中で、団体として対応していきたいと思います。アイスリボンとしては未成年選手を含め、団体として多くの選手を預かってます。試合・大会だけではなくて選手のケアも含めた形でしっかりとやっていきたいと考えております」