2日前に新潟でのビッグマッチを終えたセンダイガールズが1年ぶりの横浜大会を開催。デビュー2戦目となる12歳の愛海(まなみ)は桃野美桜の逆エビ固めにギブアップ。仙女勢と行動を共にしているハイジ・カトリーナはCMLLのレイナ・イシスを相手にダイビング・ギロチンで快勝。セミファイナルでは松本浩代を破りチャンピオンへの返り咲きを果たした橋本千紘が、タッグマッチで里村明衣子と対峙。側転ニードロップからのデスバレーボムでライディーン鋼を下した里村は、橋本に対し「次、オマエのベルトに挑戦するのは…この私だ!! 私しかいないだろ!! 今日はコイツ(鋼)を取ったけど、次、オマエ取ってやるからな! そしたらベルト挑戦するから待っとけ!」と挑戦表明。「仙女を守っていくのは、この私なんですよ。前も言いましたけど里村さんの時代はもう終わりました」と応戦する橋本に、里村は「オマエはな、たったの1年ちょっとだろ。10年以上、団体守り続けてる私に勝てないと思いますよ。オマエに挑戦するために、とことん勝ちを重ねていくから」と言い放つ。
メインイベントでは新タッグ王者となったDASH・チサコ&カサンドラ宮城が白姫美叶&木村花と対戦。キャリアと実力の差を見せつけたチサコが白姫を破ると、試合後はアレックス・リーがリングイン。「キミたちは強いですネ。新潟でチャンピオンになってオメデトウ。この会社の強さはストロングスタイルです。アレックスとミカ(白姫)、今日から新しいタッグチーム始めます。センジョのタッグチームチャンピオン、絶対になる」と白姫とのタッグチーム結成をアピールして会場を驚かせる。アレックスの話し方をマネして笑いを誘ったカサンドラは「ストロングスタイルでボコボコにしてやるよ!」と必勝を誓うと、「メインイベント、最高のバッドエンドに染めることができたぞ! 来年も必ず横浜ラジアントホールに戻ってくるから! 絶対に来いよ! 以上!」。2人での「バイビー!!」で締めた。
『横浜大会』
◆7月17日(月・祝)神奈川・横浜ラジアントホール(17:30)
観衆340人(超満員)
▼愛海デビュー二戦目・10分1本勝負
桃野美桜(6分31秒/逆エビ固め)愛海
▼10分1本勝負
KAORU(時間切れ引き分け)志田光
▼15分1本勝負
ハイジ・カトリーナ(8分53秒/ダイビング・ギロチンドロップ→体固め)レイナ・イシス
▼20分1本勝負
○里村明衣子&アレックス・リー(14分13秒/デスバレーボム→片エビ固め)橋本千紘&●ライディーン鋼
▼30分1本勝負
○DASH・チサコ&カサンドラ宮城(14分58秒/ホルモン・スプラッシュ→片エビ固め)●白姫美叶&木村花
★チサコ&カサンドラのコメント
カサンドラ「全然余裕だったな」
チサコ「アイツら練習不足じゃねぇか?」
カサンドラ「ダメだ。スタミナもねぇ。なんでメインイベントで組んだんだよ!って、怒りの気持ちが! ふつふつ沸いてるよ! 確かに華はあるんじゃねぇの? まぁ、枯らしてやったけどな!! しおれさせてやったけどな!!」
━━アレックスと白姫のタッグチーム結成について。
チサコ「急にあんなされてもな。組むのはいいけどな、試合の日程も決めねぇで帰っちまって…」
カサンドラ「(アレックスの声マネで)“この会社はストロングスタイルです。いつでも、どこでもやってやるよ”、今やれよ! 今すぐやれよ!!」
チサコ「口だけならどうとでも言えるから、試合で叩きつぶしてやろうよ」
カサンドラ「“ストロングスタイルで”…かかってこいや!! 以上!」