第4試合の女子プロレスは『モンゴル軍』ミス・モンゴル&ミス・コハルvs『バイオレット・ウィズ』勝愛実&中野たむ。ムチを持ち込むなどモンゴル軍のラフファイトに苦戦を強いられながらも勝がダイビング・エルボーでコハルを仕留めて快勝。マイクを持った中野は6・24新木場大会(大仁田厚&中野たむ興行)でも対戦するモンゴルに対し「私が生半可な気持ちでやってないことを24日、見せてやるから!! 皆さん、私が命がけで闘うところを見に来てください!!」と叫んだ。
超戦闘プロレスFMW『非情の街に甘く危険な香り』
◆6月8日(木)東京・新宿FACE(19:00)
観衆600人(満員)
▼第4試合 FMW女子プロレス・30分1本勝負
〇勝愛実&中野たむ(13分44秒/ダイビング・エルボードロップ→片エビ固め)ミス・モンゴル&●ミス・コハル
★バイオレット・ウィズのコメント
勝「たむちゃんの頑張りが見えた闘いだったと思います。だけど私は1人のレスラーとして意地を見せました。でも、満足してたら上には上がれないと思うので、勝ったからといって満足してしまったら終わりだと思うし、私たちはもっと上を目指してリングに上がってるので。満足することはたぶん、これからもないと思います」
中野「愛実さんがいてくれて心強かったです。バイオレット・ウィズの新しいスタートとして勝てたのはすごい良かったんですけど…やっぱり愛実さんに頼り切ってしまうところがあるので、そこはホントに…24日の試合は久しぶりに愛実さんとのタッグではないので…」
勝「たむちゃんが決めないといけないんじゃない?」
中野「はい。決めます!…決めます!!」
━━ミス・モンゴルについて。
勝「凶器に頼ってるオバサンという印象しかないです、ムチを振り回して…。中野たむに執着する理由もわかんないですし、ただ若いから、可愛いからって。そういった感情をリングの中に持ち込むのは大人気ないなって思います」
━━24日はハードコア戦だが攻略法は?
中野「急なことだったので、なんなのかよくわからなくて…有刺鉄線ブラジャーも“欲しいって言ったことないんだけどな”っていう感じなんですけど(苦笑)。でも有刺鉄線なんで着けるほうも相手側も危険は伴うというか、危ない道具だと思うんですね。そこはいろいろと戦略を立ててやっていかないといけないなと思ってます」
━━先ほどの会見でバイオレット・ウィズの継続宣言があったが、改めて2人のタッグについて。
勝「やっぱり、たむちゃんとは隣りにいたほうが落ち着くなっていうのが、リング上で私は改めて感じることができたので。あとはバイオレット・ウィズを磨き上げて今以上にもっとタッグとしてのスキル、気持ち…高み目指して登っていくだけです」
━━2人でいろいろな団体に上がっていきたい?
勝「そうですね。もちろん、そういったものが願いの中に入ってくるんですけど、たむちゃんがBeginningさんを退団したことによってバイオレット・ウィズとしての幅は広がると思っているので、これは新たなチャンスとして捉えてもっと外に外に目を向けていけたらなと思ってます」