「いよいよ松本浩代とリングで向かい合う日が明日となりました。
前回の続き、ですね。
再デビューした当時、唯一私が逃げた事を突かなかった松本浩代。
その松本が『お前は逃げた。私は逃げずに戦ってきた。』と言ってきたのです、今になって。私は動揺しました。
『そんな事言われてムカつく!』とかじゃなく、ただとても心配になったのです。
松本浩代はそんな事を言うやつだったか?
ベルトを獲り、目指していた中心に近づいてきた事に少しナーバスになっているのかな?と。
しかし先日の会見で記者の方がそこに触れて下さり、真相がわかりました。
ずっとライバルと思っていた私が居なくなって、寂しかった。
戻ってきても、嬉しい気持ちと裏切られた時の気持ちとで複雑な思いがあり、それが発言に繋がった。との事でした。
これですっきりしました!
やはり松本浩代は松本浩代!!
迷いのない、真っ直ぐな松本浩代に勝っこそ私も先に進めるってもんです。
どちらがより先へ進むのか!
松本浩代との戦いに向け、私は新たな滝に続き、雪山特訓を敢行してきました。
5月とはいえ、やはり雪山は寒いですね!
でも、熱かったです!!
でっかいでっかい松本浩代!身体も、心もデカイ!そんなデカイ松本浩代を雪山に見立て、駆け上ってきました!!
5月24日。
お互い、この道を選んで来なければ出来なかったそれぞれのプロレスで勝負しましょう。
思えばSEAdLINNNGの旗揚げ戦でタッグを組んでいました、私と松本浩代(もう一人、さくらえみ選手も居ましたね)。
あれから約2年。
私はSEAdLINNNGの所属に。
松本浩代はOZのチャンピオンに。
状況は変わり、そしてこれからも変わり続けます。今のこの立ち位置での戦いというのも最初で最後。
二度とないこの戦いをプロレス史にしっかり刻みつけます。」