第４試合は妊娠のため引退を決意した正危軍マネージャー・西尾美香のラストマッチ。夫であるマイバッハ谷口のセコンドについた西尾は鈴木みのるを相手に立り回り、最後は鈴木を足止めして谷口の勝利をアシスト。試合後は夫の顔に赤い毒霧を吹きつけヒールを貫いた。続いて行なわれた引退セレモニーではこれまでの経歴がスクリーンに流され、トレードマークのムチをリング上に置いて１０カウントゴングが鳴らされる。
セミファイナルは倉垣＆米山が関西＆山下を相手にタッグ王座防衛に成功。試合後は関西が１２・１１後楽園での引退を発表し、４・２４新宿大会でＪＷＰ時代の愛弟子・倉垣とのシングルマッチが決定。バックステージでは肺ガンを患っていたことも明かした。
メインイベントは加藤がＡＫＩＮＯを丸め込んで無差別級王座を防衛。松本浩代が次期挑戦を表明すると、代表である尾崎は意外にもあっさり承諾するが、やはりタダでは認めず、第１試合で３分１本勝負、引き分けの場合は王座剥奪という条件を付きつける。また、１１月１３日には横浜文化体育館でのＯＺアカデミー結成２０周年記念大会が発表された。（コメントなどは後日、誌面にて）
『Ｖ.Ｉ.Ｐ』
◆３月２０日（日）東京・後楽園ホール（１２：００）
観衆１０３９人
▼３０分１本勝負
花月＆小林香萌（１２分２０秒／風乃月）●Ｓａｒｅｅｅ＆田中盟子
▼３０分１本勝負
松本浩代（９分３３秒／バックドロップ→片エビ固め）志田光
▼３０分１本勝負
○アジャ・コング＆豊田真奈美＆希月あおい（１３分１１秒／裏拳→片エビ固め）●尾崎魔弓＆桜花由美＆中島安里紗
▼西尾美香引退記念～スペシャルタッグマッチ・３０分１本勝負
○マイバッハ谷口with西尾美香＆小峠篤司（１１分５４秒／マイバッハプレス→片エビ固め）鈴木みのる＆●砂辺光久
▼ＯＺアカデミー認定タッグ選手権試合・３０分１本勝負
倉垣翼＆米山香織（８分３７秒／ハヤブサ直伝ファルコンアロー→片エビ固め）●ダイナマイト関西＆山下りな
※第２４代王者組が初防衛に成功。
▼～THE WIZARD OF OZ～ＯＺアカデミー認定無差別級選手権試合・６０分１本勝負
加藤園子（１７分３６秒／ラ・マヒストラル）ＡＫＩＮＯ
※第１８代王者が４度目の防衛に成功。
