26日(水)、5・1幕張で行なわれる『アイスリボン×よしもと コラボ興行第2弾』でコンビ漫才に挑戦する藤本つかさと雪妃真矢が、NSC(よしもとが運営するタレント養成学校)に1日体験入学を敢行した。同大会では2人のほかに世羅りさとテキーラ沙弥も漫才に挑戦するが、デビュー当時から「M-1に出たい」と話している世羅や、かつては追っかけをやっていたほどお笑い好きの沙弥と比べ、見識や熱意においてどうしても劣ってしまう2人が差を埋めるために実施したもの。新年度とあって教室内には前日に入学したばかりの生徒170名が初めての授業を受けるという緊張した空気。この日の授業は即興でコンビを組み、ボケとツッコミに分かれて決められた流れをベースに自己紹介などを行なうという内容だった。コスチューム姿で最後列から参加した藤本&雪妃も、互いに逆水平チョップでツッコミを入れながらの漫才に挑戦。会場を笑いで包むことに成功し、進行を務めた先輩芸人・バニラボックスの2人にも「素晴らしかったですね。初めて漫才をされたんですか? メチャメチャ堂々とされてて」と称賛されるなど、本番に向けての予行演習に手ごたえをつかんだ。なお、同大会では藤本はレーザーラモンRGと、雪妃はレーザーラモンHGとコンビを組むことになっている。
★授業終了後のコメント
雪妃「こんなにたくさんの方がお笑いを学ぶために真剣に授業を聞いてると思ったら…私たち、よしもとさんとコラボレーションさせて頂いていきなり漫才やらせて頂くなんて、そんな話、生徒さんからしたら…」
藤本「うらやましい限りだしRGさんと私、組ませて頂くってことですもんね。“RGなんて大っ嫌い!”とか言ってたんですけど今日こういう体験をして、皆さんお金を払って授業を受けてるわけじゃないですか。“ちゃんとしないとな”っていうふうに思いました。プロになります、お笑いの!」
━━いつもと違う緊張感があった?
藤本「プロレスは考えなくて感情のままできますけど…」
雪妃「事前に構成と呼吸があってこそ完成っていうのを考えると…それを学んだことがないので! 学んだことがある人から見たら、いろんなところがきっと間違ってってるんだろうけど、でも“やるしかない”と思ったらやっぱりプロ根性です、そのへんは!(笑)」
藤本「ホント、私たちプロレスラーだから体張るしかないみたいな感じですよ(笑)」
━━5月1日に本番を迎えるが。
藤本「今日はユキとだったからコミュニケーションがとれたんですけど、本番はRGなんですよ。ホントに仲が悪いですし、みんなコンビでアドバイスもらってるけど私とRGは席も離れてるし会話もほとんどない状態なので“漫才が成立するのか?”っていうのが私は1番不安です」
雪妃「私もですね…不安ですね~(苦笑)。でも今日やってみて“出たらやるしかない!”っていうのが実体験としてできたので。あんま怖がってもしょうがないなと思いました。試合と同じだなと。自分で自習します。今日やって良かったです!」
藤本「正直ちゅうちょしたんですよ、(授業中に)手を上げるのも。100人以上の前でいきなり漫才…」
雪妃「生徒さんの時間を奪うことにもなるし」
藤本「いろんな後押し…“やりなさいよ!”という重圧に私たちは押しつぶされそうになったんですけど、右手を頑張って上げました!(笑)」
雪妃「ドッと疲れて、すっごい汗でしたからね、終わったあと(笑)」
藤本「やばかったよね!?(笑)世羅と沙弥よりは一歩二歩、進んだと思いますよ」