平日月曜日に開催されたアイスリボンの後楽園大会は、アーティストとのコラボを強化した特別興行。第１試合と第２試合では『ＴｅａｍＤＡＴＥ』（チーム・デート）の４選手がプロレスデビュー戦でキレのいい動きを連発して会場を盛り上げる。華ＤＡＴＥ（はなデート）のアームロックに捕まった長崎まる子は耐え抜こうとするものの、動きが止まったことでレフェリーが試合をストップ。かねてから４人の練習態度などに不快感をあらわにしていたまる子は、敗戦に悔し涙を見せた。
ラッパーデビューを宣言した松本都のプロデュース試合は３対３のフリースタイルラップによるマイク対決に。しかし審査員の１人である週刊プロレス・湯沢編集長が棄権したことでプロレスの試合がスタートし、真琴が二段蹴りで都を仕留めた。再結成の初戦となる『ベストフレンズ』藤本つかさ＆中島安里紗は『らぶりー・ぶっちゃーず』星ハム子＆宮城もちに快勝。セミファイナルでは新コスチュームで元気いっぱいに登場した弓李だが、開始早々に尾崎の毒霧で顔を赤く染められてしまうとラフファイトの前に防戦一方に。セコンドを帯同せず１人で闘った尾崎が、テキーラ・サンライズで３カウントを奪った。
メインイベントは『Ｔｈｉｓ ｉｓ アイスリボン』つくし＆柊くるみの持つタッグ王座に『アジュール・レボリューション』世羅りさ＆雪妃真矢が挑戦。前哨戦では雪妃がつくしを破っており、意識し合う両者による激しい張り手の応酬で幕開けすると、感情表現を苦手としていた雪妃が激情を爆発させてのアグレッシブなファイトを展開。しかし最後はつくしが豊田真奈美直伝のジャパニーズオーシャン・スープレックスで勝利し初防衛に成功した。マイクを持ったつくしが雪妃への嫉妬から対戦を避けていたことを明かすと、雪妃は「１０代の選手と比べて“未来がない”って言われたら、銀行辞めてプロレス始めた甲斐がないじゃない。ものすごく尊敬しています」と素直に告白。hy4_4yh（ハイパーヨーヨ）の『ぉめでとぉ！毎日が記念Be→』のライブから、最後はまる子が悔しさいっぱいに大会を締めた。
『アイスリボンフェスタ２０１７』
◆４月２４日（月）東京・後楽園ホール（１９：００）
観衆９３１人
▼法ＤＡＴＥ＆直ＤＡＴＥデビュー戦・２０分１本勝負
藤田あかね＆○法ＤＡＴＥ（９分１３秒／ハイキック→片エビ固め）●トトロさつき＆直ＤＡＴＥ
▼華ＤＡＴＥ＆華蓮ＤＡＴＥデビュー戦・２０分１本勝負
豊田真奈美＆○華ＤＡＴＥ＆華蓮ＤＡＴＥ（１３分３１秒／チキンウイング・アームロック→レフェリーストップ）●長崎まる子＆テキーラ沙弥＆松屋うの
▼松本都a.k.a DJ Miyacocoプロデューススペシャル６人タッグマッチ・時間無制限１本勝負
サイプレス上野＆葛西純＆松本都a.k.a. DJ Miyacoco（判定１－１／棄権１）ノリ・ダ・ファンキーシビレサス＆真琴＆hy4_4yh
※３ｏｎ３フリースタイルラップバトル。審査員は湯沢直哉（週刊プロレス編集長）、紫雷美央、成賀くるみ（プロコスプレイヤー）。
▽延長戦（プロレスルール）
ノリ・ダ・ファンキーシビレサス＆○真琴（４分３７秒／ブレイジングキック→エビ固め）葛西純＆●松本都a.k.a. DJ Miyacoco
▼２０分１本勝負
○藤本つかさ＆中島安里紗（１２分４３秒／ジャパニーズオーシャン・サイクロン・スープレックス・ホールド）●星ハム子＆宮城もち
▼２０分１本勝負
尾崎魔弓（１０分３１秒／テキーラ・サンライズ）弓李
▼インターナショナルリボンタッグ選手権試合・２０分１本勝負
○つくし＆柊くるみ（１７分２９秒／ジャパニーズオーシャン・スープレックス・ホールド）世羅りさ＆●雪妃真矢
※第４０代王者組が初防衛に成功。
▼前説を務めた大崎のゆるきゃら・大崎一番太郎＆ノン子は口論の末、プロレス対決に。しかし、ノン子に加勢するアイスリボン勢の袋叩きにより、大崎一番太郎はあえなくギブアップ。
▼絶叫する６０度
▼直ＤＡＴＥ（なおデート）
▼法ＤＡＴＥ（のりデート）
▼華ＤＡＴＥ（はなデート）
▼華蓮ＤＡＴＥ（かれんデート）
▼仮面女子（アリス十番）
