昨年12月の後楽園大会で動員目標を達成したことから、アイスリボンの所属選手が競泳用水着、またはそれに準じて昔の女子プロレスラーのように体のラインがわかるコスチュームで試合をするという試みがなされた今大会。セミファイナルではベストフレンズ(藤本つかさ&中島安里紗)の持つリボンタッグ王座に、成宮真希の引退を目前に控えるドットスタップ(世羅りさ&成宮)が最後の挑戦。パートナー同士の誤爆を誘う世羅の作戦に苦しめられながらも、これまで無敗を誇るベストフレンズが快勝。高らかに勝利宣言しているところにスターダムのサンダーロック(紫雷イオ&岩谷麻優)が現れて対戦を要求するサプライズに会場がどよめく。メインイベントでは高校を卒業したばかりでこれからはプロレス専業となるつくしが、憧れの豊田真奈美から受け継いだ黒のコスチュームで登場。星ハム子の持つICE×∞王座に満を持して挑戦するも奪取ならず。試合後は優華、世羅りさがリングに上がりハム子に対戦を迫った。(※詳細は後日、誌面にて)
『アイスリボンマーチ2016』
◆3月12日(土)東京・後楽園ホール(12:00)
観衆927人
▼20分1本勝負
飯田美花&○宮城もち&飯田美花(12分13秒/メタボリックサンド→片エビ固め)●藤田あかね&山下りな
▼沙弥デビュー戦・15分1本勝負
沙弥(5分57秒/エビ固めを切り返す→エビ固め)長崎まる子
▼雪妃真矢7番勝負1本目・20分1本勝負
豊田真奈美(9分22秒/ジャパニーズ・オーシャン・サイクロン・スープレックス・ホールド)雪妃真矢
▼トライアングル王座決定戦・時間無制限1本勝負
チェリー(5分59秒/春夜恋)弓李
※もう一人は真琴。チェリーが第21代王者となる。
▼20分1本勝負
浜亮太(5分59秒/ランニング・ボディープレス→体固め)松本都
▼20分1本勝負
優華(時間切れ引き分け)大畠美咲
▼インターナショナルリボンタッグ選手権試合・20分1本勝負
○藤本つかさ&中島安里紗(16分44秒/つっかちゃん☆ボム)●世羅りさ&成宮真希
※第37代王者組が3度目の防衛に成功。
▼ICE×∞選手権試合・30分1本勝負
星ハム子(14分53秒/ダイビング・ボディープレス→片エビ固め)つくし
※第21代王者が2度目の防衛戦に成功。