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【結果】志田光興行3・3新木場

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 10ヶ月ぶりの開催となる志田光の自主興行『尻神教シンポジウム』。オープニングであいさつを務めた“教祖”志田は“第一信者”藤ヶ崎矢子にメイド服を着させることを高らかに宣言するが、矢子は激しく拒否。また、次回大会となる4・26新木場で志田vs丸藤正道(NOAH)のシングルマッチが決定したことを発表して会場をどよめかせる。志田&朱里&乱丸によるアイドルユニット『ピンキーミルキー』は希月あおい、結奈、魔界メンバーも加わる豪華版で東京初お披露目。第1試合からバラエティに富んだラインナップが続き、魔界の“死合”では志田の扮する鶴姫が二刀流でのアクションを披露した。




 セミファイナルは尻神教メンバーの藤ヶ崎矢子&大鷲透&葛西純が、越中詩郎&新納刃(しんのう・はがね/円華が改名)&朱里と激突。「負けた場合は次回大会でメイド服」という条件が課せられていた矢子だが、久々に飛び出したスーパーフィンガーを右手に装着すると越中と朱里を蹴散らし、刃のお尻に突き刺す。葛西がリバース・タイガードライバ-で試合を決めて大喜びする3人だが、矢子にメイド服を着せたかった志田が「ちょっと! バカじゃないのアンタたち!! 空気読めよ! 来月の見どころが1個なくなってんじゃねぇか! 使えねぇな!」と、この結果に激怒。勝利したのに怒られた3人はすっかりテンションが下がってしまい、大鷲は「矢子ちゃんのメイド服で客を呼ぼうっていう考えがどうかしてる」。葛西は「教祖様も立派なキチガイだなぁ…」とつぶやいた。


 メインイベントは志田が尻神教メンバー・豊田真奈美とのタッグで、松本浩代&水波綾と激突。記者会見での押し問答から「志田側が勝利したら松本が次回大会でメイド服、志田側が負けたら尻神教を解散」と互いに条件が課されており、セコンドについた尻神教メンバーが解散を阻止するため志田をアシスト。松本がライガーボムを決めると葛西と大鷲が救出する。これで流れが変わり、志田が竹刀攻撃からファルコンアロー。とどめのヒザを狙ってロープに走るが、ここでなんと矢子が竹刀で志田で一撃。豊田にも竹刀で殴りかかると、松本がロックドロップで志田から3カウントを奪った。矢子のまさかの裏切りで志田が敗れたことで、尻神教の解散が決定してしまう。


 憮然とする矢子は「負けたらメイド服着るような、クソみたいな尻神教なんかやってられっかよバーカ!」と言い放ち志田と乱闘に。ほかのメンバーたちが止めに入るが、がばいじいちゃんは矢子のそばへ。続いて葛西も「教祖様…いや、解散になったなら志田光だな。尻神教のメンバーとして闘っていくうちに、ひたむきに頑張っている矢子を見てきて…俺っちはどうやら恋に落ちたみたいだ。俺っちは矢子ちゃんに付く。俗にいう失楽園も覚悟してますよ」と仰天発言。メンバーたちの空中分解に大鷲は「半年に1回の仕事がーっ!」と頭を抱える。茫然自失の志田は「約束は約束なんで…来月の大会で解散興行にします。6対1なら丸藤さんにも勝てると思ったのに…」と泣き顔になるが、「女に二言はない! 皆さんすいません。来月4月26日、尻神教は解散します! あの3人…裏切者はあのまま野放しにはできないんでケジメはつけたいと思います。残り1ヶ月、どうぞよろしくお願いします」と気持ちを切り替えた。


『第四回 尻神教シンポジウム~国尻無双~』
◆3月3日(金)東京・新木場1st RING(19:00)
観衆205人


▼2試合同時進行マッチ・15分1本勝負
 バッファロー(0分5秒/ラリアット→エビ固め)がばいじいちゃん
 沙紀(0分10秒/エビ固め)救世忍者乱丸
※選手たちの要望により再試合
▽再試合
 がばいじいちゃん(6分33秒/スモールパッケージ・ホールド)バッファロー
 沙紀(6分33秒/スモールパッケージ・ホールド)救世忍者乱丸
▼15分1本勝負
 希月あおい(9分3秒/旋回式ダイビング・ボディープレス→体固め)結奈
▼魔界提供死合
 陶隆房(AKIRA) vs 藤原純友(TARU)
※魔界の法により結果は招かれし民のみぞ知る(非公開)。
▼30分1本勝負
 ○葛西純&大鷲透&藤ヶ崎矢子(14分22秒/リバース・タイガードライバー→片エビ固め)越中詩郎&●新納刃&朱里
▼60分1本勝負
 ○松本浩代&水波綾(19分9秒/ロックドロップ→片エビ固め)●志田光&豊田真奈美
※4・26新木場での次回大会で尻神教の解散が決定。


★志田光のコメント
 「尻神教の6人の絆は…何年もやってきて、もっと強いものだと思ってました。でも今回のメインが決まった時に松本浩代が言ってた通り、何か大切なものを賭けるっていうのはこういうことだと思うし…女に二言はありません。4月26日で私たち尻神教…解散します。ただしあの3人! どうしても許せません。解散前のケジメとして志田光、大鷲透、豊田真奈美vs藤ヶ崎矢子、葛西純、がばいじいちゃんの裏切り者粛清マッチをやります! 丸藤さんとのシングルをもう発表してますが、2試合やります! 今日こんなことになったのは全部矢子のせいだと思ってます。アイツを最後…裏切り者を粛清してギタギタにして! それでキレイに尻神教を解散します」
 ━━メイド服を嫌がっての行動だったようだが。
 「わかんないですね。そもそも矢子は尻神教が育てたようなところがあると思うんですよ。まぁジュニアのチャンピオンになって他団体にも呼ばれるようになって、ビジュアルハンターとかやって…調子に乗って勘違いしてるんじゃないですかね?」


★藤ヶ崎矢子のコメント
 ━━試合について。
 「越中さんはヤバかったけど、まぁ楽しかったっちゃ楽しかったです」
 ━━裏切るという行動を起こしたのはメイド服がイヤだという理由から?
 「メイド服もイヤだし、かれこれもう尻神教に入って2年ぐらい…? 自分も尻神教やっていない時とかいろいろと経験してきたし、もう私はいる意味がないんじゃないかって。卒業的な感じかなと思って…メイド服を着たくないのが一番だけど」
 ━━自身の卒業だけでなく尻神教自体を解散させる形となったが。
 「無理やりにでも解散させようと思って。私から言っても絶対卒業させてくれるわけないから、それだったら無理やりにでも卒業するしかないと思ったので」
 ━━志田は「矢子は尻神教が育てた」と言っているが。
 「ただ私のこと、いいように使ってるだけじゃねぇのかって言いたくはなるんで。別に私は尻神教なくてもやっていけるのは確かだし」
 ━━4・26新木場での尻神教タッグ対決について。
 「最後の最後、本気でいきます。アイアンフィンガーだろうとなんでも使って無理やりでも。葛西さんとじいちゃんがいるから怖いものなし。向こうはデカい黒ブタと、私より何十年も上の先輩がいるけど、別にそんなのは関係ないっていうのを卒業マッチで見せつけます」


























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