久々の開催となるディアナの後楽園ホール大会。オープニングでは妊娠・出産により無期限欠場扱いとなっていた佐藤綾子が、復帰に向けて練習を再開することを報告。第4試合ではディアナ所属として最後の試合となるSareeeが、因縁の世志琥と3度目の一騎打ち。裏投げとラリアットの応酬から、走り込んできた世志琥をカウンターの首固めに捕らえたSareeeが3カウントを奪い、ようやく一矢を報いた。セミファイナルのエリザベス戦は、立ち回りを制したジャガーが2度目の防衛に成功する。メインイベントでは伊藤薫の持つシングル王座に井上京子が挑戦。両者ならではの重厚なファイトによる死闘の末、コーナー上の伊藤に足をかけて前方回転で丸め込んだ京子が、昨年11月に伊藤に奪われた王座を奪回した。マイクを持った京子は「井上京子がつぶれない限り、ディアナは継続します」と宣言。4月9日には川崎競馬場での旗揚げ6周年記念大会が発表されている。(詳細は後日、誌面にて)
『後楽園ホール大会』
◆2月26日(日)東京・後楽園ホール(12:00)
観衆未発表
▼Beginning提供試合・20分1本勝負
安納サオリ&○万喜なつみ(10分42秒/ダイビング・ボディープレス→体固め)中野たむ&●高瀬みゆき
▼本隊 VS CRYSIS・20分1本勝負
○下田美馬&ビックバン・ニコル(12分52秒/横入り式エビ固め)●藪下めぐみ&KAZUKI
▼青野敬子デビュー23周年記念試合・20分1本勝負
青野敬子(時間切れ引き分け)永島千佳世
▼Sareeeディアナラストマッチ・30分1本勝負
Sareee(13分52秒/首固め)世志琥
▼W.W.W.D世界エリザベス選手権試合・60分1本勝負
ジャガー横田(9分47秒/エビ固め)吉田万里子
※もう1人は豊田真奈美。初代王者が2度目の防衛に成功。
▼W.W.W.D世界シングル選手権試合・60分1本勝負
井上京子(23分36秒/雪崩式サイクロンクラッチ)伊藤薫
※第6代王者が2度目の防衛に失敗、京子が第7代王者となる。