28日(火)13時より赤坂・ふらっとんカンティーナにてJWPが記者会見を開き、3・8浅草大会で無差別級王座を懸けて対戦する中森華子と米山香織が調印式を行なった。
米山「JWPが4月2日の後楽園ホールで最後になるっていうことを聞いて、このベルトも返上しなければならないっていうことを聞いたら、もう居ても立ってもいられなくなって…やっぱり私JWPにいた時にこのベルトを持って10回防衛したりして、このベルトが世界一だと思ってるし、1番愛着があるベルトなので。やっぱり最後にもう1度このベルトを巻きたいと思って挑戦を名乗り出ました。花やしきでこのベルトを獲って、後楽園ホールでは最後のチャンピオンとして入場したいと思います!」
中森「まず米山香織がJWPのべルトに関わるっていうことは、世界がひっくり返っても絶対にないっていうふうに私は思っていて…。ベルトが返上になってしまうということがなければ挑戦したいという気にはならなかったと思うし“どうして今さら”というか、“何なんだろう?”っていう気でずっといたんですけれども。こういうことがなければ、このタイトルマッチも実現しなかったので。もしかしたら、今やらなければならない試合だと私は思いました。そしてJWPのチャンピオンとして私がやらなければならないことは、4月2日の後楽園大会でこのベルトを巻いて、最後のチャンピオンになるということです。このベルトは本当に…米山さんもさっき言いましたけど世界一のベルトです。過去や未来は関係なく今の米山香織、今の中森華子で闘って防衛したいと思います」
━━以前は同じユニットで活動していたが、感慨深い思いはある?
中森「もちろんありますし、JWPで米山さんと一緒にプロレスをやっていたかったっていう思いもあるし、全力バタンキューでそれはできたと思って…いっぱい思いはあるんですけれども、このタイトルマッチはやっぱり今だから実現したと思っているので」
━━無差別王座を中森が持っていることについて。
米山「私がJWPを抜けて寂しかったとか一緒に活動したかったって言ってくれるのはすごいありがたいんですけど、私は私の道があったし華ちゃんは華ちゃんの道があったし。今こうしてタイトルマッチができるのならば、私は挑戦者ですけど中森華子のすべてを受け止めた上で勝ってベルトを巻きたいと思ってます。私がベルトを巻いたら、所属選手じゃないので“JWPを背負う”とか“守る”とか、そういうことは言えないんですけど、このベルトを持って各団体に参戦する時はJWPのチャンピオンとして上がりたいし、防衛戦も4月2日までにやりたいと思ってるので。それはJWP以外の団体でやるかもしれないし、できないなら急きょ自分でゲリラマッチ、自主興行をやったりっていうのも考えてます」
━━JWPの名前で活動するのも残り1ヶ月ほどになったが心境は?
中森「最後まで私はやらなければならないことがあるので、それが終わらないと次に進めないと思ってるので…。1ヶ月ちょっとの間ですけどJWPの無差別級チャンピオンとして、しっかりやっていきたいと思ってます」