“ビジュアルハンター”藤ヶ崎矢子が勝愛実のトレードマークであるつけまつげをターゲットにしたことで開催された道場マッチ形式のイベント。第1試合は通常の試合形式で矢子と勝のシングルマッチが行なわれ、勝が変形の押さえ込みで快勝。矢子は「負けてしまいましたが、まだ3本勝負が残ってます!」と気持ちを切り替えると、第2試合のレフェリーを買って出る。続いて行なわれたコマンドボリショイ、中森華子、ライディーン鋼による3WAYマッチは、矢子をホメてからフォールに入らないとカウントが数えられないという変則ルール。適当に発したような言葉や、心がこもっていないものは受け付けない矢子が厳しいジャッジで3人を困らせる中、「I LOVE 矢子!」と矢子のホッペにキスしてから丸め込んだ中森が勝利を飾る。
休憩明けのメインイベントは勝のつけまつげを取ることを目的とした3種目で、矢子と勝が再び一騎打ち。勝は羽根つきのつけまつげという重装備、対する矢子もつけまつげ着用でリングイン。玉ねぎのみじん切り対決とロシアンシュークリーム対決で勝が連勝すると、最後は手紙の朗読へ。矢子から勝への手紙は「せいぜい愛実さんはつけまつげ死守をモットーに、その小さな目を世にさらさぬようがんばって下さい」と言い放ち勝の怒りを買ってしまうが、続いてボリショイが勝の叔母から宛てられた手紙を読みあげると勝の目に思わず涙。しかし、つけまつげが取れるまでには至らず、矢子の野望は叶わずに幕を下ろした。試合後、勝はつけまつげを瞬間接着剤で固定していたことを明かし、矢子は次なる標的として3・8浅草大会での対戦相手にアクトレスガールズの万喜なつみを指名した。
『ビジュアルハンター矢子の野望!!~矢子の野望を叶える会~』
◆2月26日(日)東京・亀アリーナ(16:30)
観衆未発表
▼時間無制限1本勝負
勝愛実(8分10秒/ビクトリークラッチ)藤ケ崎矢子
▼先輩達私を誉めて下さい!!・3WAYマッチ・時間無制限1本勝負
中森華子(6分53秒/「I LOVE 矢子」→路上)ライディーン鋼
※もう1人はコマンドボリショイ。レフェリーは藤ヶ崎矢子。フォールに入る選手は矢子をホメて、本人が喜ばないとカウントが入らない特別ルール。
▼愛実さんのつけまつげを取るぞ~!!・3本勝負
勝愛実(3-0)藤ケ崎矢子
[1]玉ねぎみじん切り対決・2分間
勝(レフェリー・KAZUKIの判定)矢子
[2]・ロシアンシュークリーム対決
勝(わさび入りを食べた数/2-3)矢子
[3]勝愛実宛ての手紙を読んで勝を泣かせよう
勝(イラっときた)矢子の手紙
勝の叔母からの手紙(かなるウルっときた)勝
※どちらの手紙も勝のつけまつげは取れず、勝が勝利。
★藤ヶ崎矢子のコメント
「私、初めてつけまつげ付けたんですけど、なんか重みで視界が黒ずんで見えて目(視力)が悪くなるような感じで“これはもう付けないほうがいいな”って思い知らされたなと思って。つけまつげの危険さがわかった興行だなと思ってます」
━━つけまつげを付けた姿を鏡で見てどう思った?
「派手やヤツ付けてみたんですよ。普通の優しい感じのをもう1回付けてみようかなと思います。チャレンジはしてみようかなって、少し…」
━━まつげに強いこだわりを見せる勝について。
「強敵でした。つけまつげをこれだけ大切にしてる人は初めて見ました」
★勝愛実のコメント
「私はもう、この日のために通常の“つけまのり”を封印して瞬間接着剤でまつげをコーティングして止めました。普段はそこまでしません。やっぱり私にとって、つけまつげっていうのは下着と同じですので。下着取られたら大変なことになるじゃないですか。私のつけまつげも取られたら大変なことになっちゃうので。そこは何としても死守したいなと思ってたんで…今日は“勝負つけま”と共に矢子戦に挑みました」
━━つけまつげに羽根も付いているが。
「これは3本勝負への意気込みを表してます。“私は燃えてるんだぞ!”ということで赤を付けてみました」
━━今回の3本勝負について。
「タマネギはつらいですね。涙をこらえるのに必死で。でも1番最後にたどりつくのって“瞬間接着剤ってスゲーな”ってことですよ! 泣いても全然取れないですからね(笑)。これからは試合の時は瞬間接着剤でいこうと思います」
━━外す時に大変なのでは?
「それはガッツで取って…地毛が抜けようと、つけまつげが取れるよりはいいかな。本物が抜けようと問題ないです(笑)」