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Channel: 女子プロレスマガジン-Joshi Puroresu magazine-
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【結果】ディアナ2・19道場

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 Sareeeの所属最後となる道場マッチは超満員に。第1試合の3WAYマッチは2度に渡る場外戦の末、誰もリングに生還できず痛み分けで幕。メインイベントの井上京子とSareeeの一騎打ちは握手からスタート。ダンシングツリーからクロースフェース、ロメロ・スペシャルとじっくりとした攻めを見せる京子に対し、Sareeeはドロップキックの連打から反撃開始。ディアナの真髄ともいうべき激しいエルボーを互いに応酬する。丸め込みでフォールを狙うSareeeはフィッシャーマンズ・スープレックスを2連発で繰り出すも裏投げにつなぐことはできず、京子が2発目のパワーボムで貫録を示した。試合後、Sareeeは「この道場での最後の試合でした! この6年間、ホントにこのディアナの皆さんに自分を育てて頂いたから今の自分があります! ホントにありがとうございました! 京子さん! 最後試合してくださって本当にありがとうございました!」と涙ながらに叫んだ。




『道場マッチ』
◆2月19日(日)神奈川・ディアーズ・リング・カワサキ(13:00)
観衆未発表


▼3WAYマッチ・20分1本勝負
 ●青野敬子 vs ●下田美馬 vs ●ビックバン・ニコル
 (12分34秒/三者リングアウト)
▼スペシャルシングルマッチ・20分1本勝負
 井上京子(13分45秒/パワーボム→エビ固め)Sareee


★井上京子のコメント
 ━━今日のSareee戦について。 
 「ディアナで温めてきた試合なので、井上京子vsSareeeっていうのは。3回目ぐらいかもしれないですね。やっぱり14(歳)から一緒にいて6年目…練習の期間を入れたら7年。制服で練習に来てた時代からなので(笑)。あの頃から比べたら強くたくましくなりましたし、ホントにエルボーとかも痛かったし…やっぱ成長しましたね」
 ━━残念ながらディアナを退団することになったが。
 「そうですね…。大人のコメントで“頑張ってこいよ!”って言ってあげられたらいいんですけど、正直自分的には悔しいですし、会社で決めたっていうことで“辞めることになりました”っていう報告だったんで、もうそれ以上自分には言うことなくて…。とりあえずディアナで自分がブレてなければいいかなっていうことと、沙里が外に行っても“何が1番やりたかったんだろう?”っていうものをもう1回再確認してそれで頑張ればいいし、戻ってくるなら戻ってくればいいし。私は“井上京子がディアナを立ち上げた時、どんな気持ちだったんだろう?”と。いろいろ言われたけど、『本気のプロレス、本物のプロレス』をやりたいって言って立ち上げて、今47歳でもう最後引退ロードにたぶん近づいてきてるんですけど、ホントに何がやりたいのか新人がいなくなった時点でもう1度再確認して…ディアナ6周年に向けて頑張っていきたいなと思います。Sareee退団…私は言葉で言うよりリングでみんなに発信していくだけなんで。お互い悪口になってしまうよりは、やりたいことをきっちりわかってれば収まるところに収まるのかな? って気はしますね」
 ━━翌週の後楽園では伊藤のシングル王座に挑戦するが。
 「ディアナ6周年の前の後楽園なんですけど、伊藤選手がベルトを持ってるという点で、“やっぱ井上京子が持たなきゃダメだろう!”って自分では思うんですね。フットスタンプに気をつけながら、もう1回ベルトが自分に戻ってくるように頑張りたいと思います!」


★Sareeeのコメント
 「シングルマッチはイベントとかでチョコチョコやらせて頂いてたんですけど、退団が決まってから京子と当たらせて頂くのが初めてで…今日の試合で感謝もそうですけど“自分がこれだけ強くなりました”っていう…。勝ちたかったっていうのが1番なんですけどその壁はまだすごく高くて、今日は勝てなかったんですけど、移籍することが自分にとっていいことなのか悪いことなのかはまだわからないけど、良くなるのも悪くなるのも自分次第だと思っているので。自分で決めたことなので、自分を信じて頑張っていきたいと思います」
 ━━今日の試合について。
 「まだまだ全部を出せたわけじゃないし、ジャーマン、裏投げって出したかったけど、そこまで行けなかったっていうのがすごい悔しいです」
 ━━京子から学んだことは?
 「14歳の時からなので。中学生の時からずっと京子さんやディアナの先輩方とは毎日のように一緒にいさせて頂いて…やっぱ、あきらめない気持ち。頑張ってればいいことがあるっていうか“努力は裏切らないよ”っていうことを教えてもらいました。すごい自分に自信が持てるようになったし、ホントに感謝してます」
 ━━もともとディアナでやりかたった闘いは今日の試合でできたか?
 「そうですね。はい。できたと思います。思い切りやり合えたと思います」
 ━━ディアナの道場マッチは最後となるが思い出などは?
 「自分がプロデュースを去年からずっとやらせてもらってて、道場にはすごい思い出がもちろんありますね。駒沢からここに移ってきてから5年ぐらいになるんですけど、毎日ここに通って住んでたので。すごいいろんな思い出がありますね」
 ━━ディアナ所属として残り1週間となったが、気持ちの変化などは?
 「今まではすごく先輩方に自分を守ってもらってたので…不安がないって言ったらウソになりますし寂しいけど、でもここを乗り越えてこそ強くなれると思ってます」
 ━━世志琥との2連戦が決まったが。
 「ディアナのビッグマッチで世志琥と2回シングルして両方とも負けてるので、こんな状態でディアナを辞めるわけにいかないし、ファンの皆さんにも納得させられるような勝ち方をして、移籍する前に世志琥の上に自分が立って、シードリングの後楽園大会でも自分が勝って…自分が上にいるっていうところを証明しなきゃいけないと思ってます」
 ━━韓国でMMAで勝利するなど、最近の世志琥について。
 「格闘技では勝って注目されてるかもしれないけど自分がやりたいのはプロレスだし“プロレスで結果出さなきゃ意味ないんじゃないかな?”って思います」
 ━━世志琥を指名した理由は?
 「ディアナの先輩方と闘いたいって最初は思ってたんですけど、京子さんと伊藤さんのシングルが決まって、よく考えた時に…“自分は何を言ってたんだろう?”と思って。“世志琥しかいないな”っていうふうに思ったんですね。2回も負けてて自分もすごい悔しいけど、ファンの皆さんにもディアナの先輩方にも悔しい思いをさせちゃってるので。これはダメだなって思って、ディアナのリングで決着をつけたいと思いました」
















▼休憩時間を挟んで全選手がリング上に集結。翌週の後楽園大会に向けて意気込みを語った。




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