昨年2月13日にニューヨークでデビューを果たした桃野美桜の1周年記念大会。第2試合では1月大会での長与千種の指令によりレフェリーとしてデビューすることになったスタッフのライス石川さんが、なんとカサンドラ宮城と同じメイクを施し、悪徳レフェリー『阿部ライス』としてリングイン。カサンドラからワイロとして無洗米を受け取っていたことがVTRで明かされる。不公平なジャッジでカサンドラをサポートするライスだったが、懸念されていたスタミナのなさは1ヶ月では克服できずTommyレフェリーにバトンタッチ。最後は彩羽匠がスワントーンボムで勝利しようやくガウンを取り戻すが、カサンドラは一連の抗争を「第一章」とし、今後も闘いの継続を訴える。
第4試合では長崎まる子に対抗して、この日のみリングネームを『佐世保KAORU』としたKAORUがヴァルキリー・スプラッシュで快勝。試合後は長崎のどこが栄えているかを巡り長与とKAORUが言い争うひと幕も。セミファイナルではブログに水着姿を載せたところアクセス数が飛躍的に伸びたという渡辺智子が、星ハム子とセクシーポーズの応酬。ハムロールから押さえ込んだハム子が大金星をあげた。
メインイベントは1周年の桃野が、対戦の続いているセンダイガールズの白姫美叶とシングル対決。火花散る意地の張り合いで残り時間が1分を切ったところで、桃野のヨシタニックが炸裂。前月の仙女・新宿大会で初勝利を献上した白姫から、今度は自身が初勝利をあげてみせた。マーベラスの選手たちから祝福を受ける桃野に対し、先を越された門倉凛は悔しさをこらえきれず号泣。試合後、桃野は「次の目標は勝ち続けていくこと。お客さんも一緒に闘ってくれて、その上で納得する勝利をどんどん自分の手でつかんでいけたらと思います」と笑顔で話した。
『桃野美桜デビュー記念日』
◆2月13日(月)東京・新木場1st RING(18:30)
観衆未発表
▼~Lets’ go young~・20分1本勝負
長浜浩江(6分19秒/回転エビ固め)門倉凛
▼~やれんのかね、レフェリーよ ガウンはいずこへ~・20分1本勝負
彩羽匠(12分37秒/スワントーンボム→体固め)カサンドラ宮城
▼~かおりほのかに痛いバレンタインチョコ~3WAYマッチ・20分1本勝負
雫有希(8分22秒/デスバレーボム→エビ固め)山田太郎
※もう1人は永島千佳世。
▼~長崎県人バトル~・20分1本勝負
佐世保KAORU(8分57秒/ヴァルキリー・スプラッシュ→片エビ固め)長崎まる子
▼~sexyzone~・20分1本勝負
星ハム子(11分30秒/ハムロール)渡辺智子
▼~桃野美桜デビュー1周年記念マッチ~・20分1本勝負
桃野美桜(19分14秒/ヨシタニック)白姫美叶
▼入場式では主役の桃野が司会を担当。長与は4月の1周年大会をもってマーベラスのリングには上がらず、リング上でのマイクも選手たちに任せる意向を告げる。