『アイスリボン 女性限定特別大会』
◆11月29日(火)埼玉・アイスリボン道場(19:30)
観衆100人(満員)
前説に登場したのは、mommTVで94点を出した雪妃真矢と、その番組に勝手に応募したという藤本つかさの2選手。9割がプロレス初観戦の中、各選手の自己紹介やプロレスのルール説明をした。その後、雪妃のデビュー曲「Azure sky」を披露し、試合がスタート。
▼15分1本勝負
○柊くるみ&テキーラ沙弥(12分14秒/ダイビング・ボディープレス→体固め)235&●弓李
ゴングの音でお客さんがざわめく。ロックアップからスタートし、手の取り合いなどをしている間、会場が終始歓声に見舞われる。
くるみの圧倒的なパワーに苦しむ235と弓李だったが、要所要所で関節や丸め込みで攻め込む。しかし最後はくるみのダイビングボディプレスで弓李がスリーカウントを奪われた。勝ったくるみにも負けた弓李にも大きな拍手が送られた。
▼10分1本勝負
つくし(7分40秒/でんでんむし)長崎まる子
スタートから猛スピードな攻防を繰り出す2人。その度に湧く会場にテンションがあがる2人は、更に猛スピードの展開になる。最後はウラカンラナの読み合いから、つくしがでんでんむしで勝利した。
▼20分1本勝負
○藤本つかさ&星ハム子(15分51秒/ビーナスシュート→片エビ固め)世羅りさ&●雪妃真矢
本日の主役である雪妃が登場。スタートと同時にアジュレボが藤本とハム子をコーナーに振り、連携を決めて大歓声を浴びる。しかしキャリアで勝る2人はすぐさま攻守を入れ替え、場外戦に流れを持ち込む。藤本は早速、会場に飾り付けられていた風船を凶器に使い、割りまくる。リングに戻ると世羅のアシストを受け、何度もあわやスリーカウントの場面になるも、最後は藤本のビーナスシュートで、主役である雪妃が負けた。
試合後、マイクを持った雪妃は「自分でやりたいと言った大会で、負けてしまって、情けない姿を見せてしまったことはとても悔しいです。だけど、プロレスラーは恥をさらしてなんぼだと私は思っていて、情けなくても、負けても何度でも立ち上がって試合をしていきます。そんな、プロレスが好きでリングに上がっている私たちの気持ちを感じてもらえたら幸いです」
藤本「女子プロレスを観るきっかけを作って下さったmommTVのスタッフの皆さん、そして中居さんや二階堂さん、宮田さんにこの場を借りて感謝致します。ありがとうございます。これをきっかけで更に女子プロレスが広まったら嬉しいです」
最後は女性全員と記念撮影をし、雪妃が「プロレスでハッピー!アイスリボン!」で締めた。